看護師の転職に関する状況は、時期によって異なり、転職活動をしやすい時期もあれば、その逆もあります。
多くの看護師は6月に転職活動を行っていますが、その理由は求人数です。
6月になると、病院を退職する方々が少々増える傾向があります。
その時期には、ボーナスを受け取ってから退職する看護師も増えるからです。
それでは人手不足になってしまいますから、採用活動に力を入れている病院も目立ちます。
だから6月から7月にかけては、他のシーズンよりも求人数が比較的多くなる訳です。
多くの中途採用者は、10月あたりから病院で働き始めます。
それに先立って、7月あたりから求人を出す病院も増えてくる訳です。
また病院によるフォロー体制を重視する看護師は、9月頃に転職活動している事も多いです。
というのも多くの方々は、春頃に病院に入職してきます。
9月頃になると、春に入職した従業員も仕事に慣れてくるので、他の看護師をフォローできる事も多いので9月入社なら、手厚いサポートを受けられると見込まれる訳です。
このことより6月や7月や9月に転職する方は多いですが、その逆に、転職に不向きな時期もあります。
例えば5月は4月入社の看護師の研修を行う病院も多く、受け入れ体制が整っていない病院が目立ちます。
また12月は、多くの病院にとって非常に忙しい時期なので、十分なフォローを受けられない事も多いので不向きな時期なのです。
転職活動しやすいかどうかは、時期によって異なる訳です。